ゲーム障害 

世界保健機構(WHO)は2022年から使用される新しい疾病分類にゲーム障害を初めて疾病として認定しました。

 

ゲーム障害の診断

3つの依存行動

ゲームのコントロールが出来ない。

ゲームを他の何にもまして優先する。

ゲームにより問題が起きているが、ゲームを続ける。

またはエスカレートさせる。

以上を満たし、ゲームによる様々な問題が起きている場合に

ゲーム障害と診断する。

 

ゲーム障害の具体的症状

欠席、欠勤 成績低下、仕事のパフォーマンス低下 引きこもり 

物に当たる、壊す 家族への暴力 不眠 昼夜逆転 

食事をとらないなど。

 結果として退学、退職になることもある。

 

受診を勧める症状

ゲームのことばかり考えている。

ゲームが出来ないときの禁断症状。

以前に比べてゲーム時間を増やす必要がある。長くゲームをするようになる。

ゲームを減らそうとするが失敗に終わる。

心理的社会的問題が起きているのにゲームを続ける。

ゲームの結果として、趣味、娯楽をなくす。またはゲーム以外に

趣味、娯楽がない。

嫌な気分から逃れるため、または解消するためゲームをする。

ゲームをするため家族、治療者または他の人をだましてきた。

大切な人間関係、仕事、教育や出世の機会をゲームのために

危うくしてきた。または失った。

 

家庭で行えること

積極的に会話する。家族団らんの時間を作る。

3食きちんと家族で食べる。

就寝時間、起床時間を守る。生活習慣をきちんと身に着ける。

清潔習慣を身に着ける。

運動をする、外で遊ばせるように心がける。

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