小児科学会報告　3

小児の屈折異常

生後すぐは遠視性乱視である。

2歳まで改善していく。

小児の視覚感受性期間は8歳くらいまで完成する。

したがって早期発見早期治療が重要

不同視性弱視が3歳児健診をすり抜けてしまう場合が

一定割合存在した。

3歳児健診で片側の視力不良が見落とされる可能性がある。

8歳まで正常な矯正視力を得る必要がある。

スポットビジョンスクリーナーが非常に有用である。

岐阜県では7台導入して成果をあげている。

当院にあるスポットビジョンスクリーナーと同じもの。

乱視とされやすいので診断には注意が必要。

正常の場合は検査後も正常であることが多い。

再検査は適当な時期にすればよい。

岐阜県は3歳児5歳児行うようである。