LGBT(性同一性障害)
レズビアン ゲイ バイセクシャル トランジェンダー
を略したもの。
WHOでは性的不合という概念に変更されるようである。
SOGI
性的思考(sexual orientation)
性自認(sexual identify)
ということばもある。性に関する要素はこの2つのみでない。
いろいろなタイプがあり、すべてを言い表すことは出来ない。
性的マイノリティ、LGBTの推計
男女平均8-10%程度
性的マイノリティは思ったより少なくない。
思春期のLGB当事者
思春期には様々な経験をし、性的思考が揺れるように見える。
単なる思い込みや指導すれば変えられるというのは間違い。
無理に変えようとするとうつや自殺につながる。
10代のゲイ、バイセクシャル男性の自傷行為は17%と高率。
自殺未遂のリスクは異性愛者の6倍。
LGB当事者に比しトランスジェンダー当事者は医療とつながる
ことが出来ればホルモン療法や手術を行うことが出来る。
診断名は性同一性障害となる。
性同一性障害は身体の性と心の性が一致しない状態。
自身の身体の性を強く嫌い、反対の性に強く惹かれた心理状態である。
性別違和感をもつ。
子供のころの性同一性障害当事者
56%が小学校入学以前、90%が中学性までに性別違和感をもっている。
違和感があると、自殺念慮、自傷、自殺未遂、不登校、精神的合併症
などを引き起こす。
小学校、中学校、高校と進むにつれて性器への悩みや2次性徴への
悩みが多く生じる。さらに制服に対する悩みが強く見られる。
中学生の時期は自殺念慮が高率に見られ危機の時代といえる。
思春期の対応は当事者の人生にとって重要な意味をもつ。
2015年に文部科学省が教職員の研修の必要性を指摘。
対応は文部科学省のホームぺージからダウンロード可能。
LGBTのこどもたちのライフプラン
まだまだ日本では学校、進学、就職などの支援が始まったばかり。
ライフプランを立てることが出来れば自殺対策にもなる。
現在日本では性適合手術を受ければ戸籍上の性別変更、婚姻が可能に
なっている。子供を持つことも可能である。